温泉の基本
温泉分析書の読み方
温泉施設の脱衣所などに掲示されている温泉分析書は、その温泉の「成績表」です。
主な項目
- 源泉名・湧出地: どの源泉を分析したか
- 泉温: 湧き出したとき(採取したとき)の温度
- 湧出量: 1分間に湧き出す量
- pH(液性): 酸性〜アルカリ性
- 溶存物質の量: 1kgあたり何mgの成分が溶けているか(1,000mgで単純温泉か塩類泉かが分かれる)
- 成分表: 陽イオン・陰イオン・非解離成分・溶存ガスの種類と量
- 泉質名: 例「ナトリウム-塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)」
- 分析の年月日・分析機関
掲示の決まり
温泉法により、温泉を公共の浴用・飲用に供する施設は、温泉の成分・禁忌症・入浴又は飲用上の注意などを掲示しなければなりません。掲示の根拠となる成分分析は、前回の分析から10年以内ごとに受けることになっています。
加水・加温・循環(ろ過)・入浴剤の添加・消毒を行っている場合は、その旨と理由も掲示されます。
源泉と浴槽の違い
分析書は源泉で分析したものが多く、浴槽の湯とは成分や温度が違うことがあります。基準でも、源泉の分析結果をもとに掲示している場合は、そのことが利用者に分かるようにするとしています。
出典
この記事は公的資料をもとに温泉街図鑑が独自にまとめたものです。医療上の判断は医師に相談してください。