泉質を知る
泉質の種類と特徴
温泉分析書に書かれる「ナトリウム-塩化物泉」のような泉質名には、決まった付け方があります。まず10の泉質を知ると、温泉選びがぐっと楽しくなります。
10の泉質
- 単純温泉: 溶けている成分が1kgあたり1,000mg未満で、25℃以上
- 塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉: 成分が1,000mg以上の「塩類泉」で、いちばん多い陰イオンで分ける
- 二酸化炭素泉・含鉄泉・酸性泉・含よう素泉・硫黄泉・放射能泉: 特定の成分(特殊成分)を一定量以上含む
泉質名の読み方
塩類泉は、陽イオンの主成分と陰イオンの主成分を「-」でつないで呼びます。たとえば「ナトリウム-塩化物泉」は、陽イオンではナトリウム、陰イオンでは塩化物イオンがいちばん多い温泉です。
特殊成分を一定量以上含む塩類泉は、頭に「含硫黄-」「含二酸化炭素-」などを付け、水素イオンが多いものは「酸性-」を付けます(例: 酸性-含鉄-硫酸塩泉)。
泉質名に「低張性 中性 高温泉」のような分類(浸透圧・液性・泉温)が併記されることもあります。
同じ温泉地でも泉質は同じとは限らない
泉質は源泉ごとに分析して決まります。1つの温泉地に複数の源泉があり、泉質が違うことはよくあります。当サイトでは、温泉地全体の泉質として出典に書かれている場合だけ温泉地の泉質を載せ、それ以外は施設ごとに載せています。
出典
この記事は公的資料をもとに温泉街図鑑が独自にまとめたものです。医療上の判断は医師に相談してください。