泉質を知る

酸性泉とは

酸性泉は、水素イオンを多く含む、酸性の強い温泉です。

定義

水素イオンを1kgあたり1mg以上含む療養泉です。塩類泉の場合は泉質名の頭に「酸性-」を付けます(例: 酸性-含鉄-硫酸塩泉)。

なお、液性の分類ではpH3未満を「酸性」、pH3以上6未満を「弱酸性」と呼びます。

掲示される適応症(国の基準)

浴用: アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症

飲用: 掲示基準に飲用の泉質別適応症はありません(pH3未満の温泉を飲用に供する場合は、薄めて飲む方法を示すことが基準で決められています)

ここに挙げるのは、温泉施設が掲示する適応症の国の基準(療養泉として掲示できる内容)です。個々の温泉の効能を保証するものではなく、温泉療養は症状の軽減や健康の回復・増進を目的にするもので、病気を治すことを約束するものではありません。持病のある人は医師に相談してください。

泉質別の禁忌症(浴用)

皮膚や粘膜が過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症は、浴用の禁忌症とされています。肌の弱い人は、入浴後に真水で成分を洗い流す方がよいとされています。

酸性泉の温泉地・施設

温泉地・施設の公式の案内に書かれた泉質名から選んでいます(源泉・浴槽によって泉質が違う場合があります)。

出典

この記事は公的資料をもとに温泉街図鑑が独自にまとめたものです。医療上の判断は医師に相談してください。