泉質を知る
酸性泉とは
酸性泉は、水素イオンを多く含む、酸性の強い温泉です。
定義
水素イオンを1kgあたり1mg以上含む療養泉です。塩類泉の場合は泉質名の頭に「酸性-」を付けます(例: 酸性-含鉄-硫酸塩泉)。
なお、液性の分類ではpH3未満を「酸性」、pH3以上6未満を「弱酸性」と呼びます。
掲示される適応症(国の基準)
浴用: アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症
飲用: 掲示基準に飲用の泉質別適応症はありません(pH3未満の温泉を飲用に供する場合は、薄めて飲む方法を示すことが基準で決められています)
ここに挙げるのは、温泉施設が掲示する適応症の国の基準(療養泉として掲示できる内容)です。個々の温泉の効能を保証するものではなく、温泉療養は症状の軽減や健康の回復・増進を目的にするもので、病気を治すことを約束するものではありません。持病のある人は医師に相談してください。
泉質別の禁忌症(浴用)
皮膚や粘膜が過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症は、浴用の禁忌症とされています。肌の弱い人は、入浴後に真水で成分を洗い流す方がよいとされています。
酸性泉の温泉地・施設
温泉地・施設の公式の案内に書かれた泉質名から選んでいます(源泉・浴槽によって泉質が違う場合があります)。
- 酸ヶ湯温泉青森県
- 嶽温泉郷青森県
- 須川高原温泉岩手県
- 網張温泉岩手県
- 玉川温泉秋田県
- 黒湯温泉秋田県
- 大釜温泉秋田県
- 蔵王温泉山形県
- 岳温泉福島県
- 沼尻温泉福島県
- 中ノ沢温泉福島県
- 多田温泉島根県
- 雲仙温泉長崎県
- 西の河原露天風呂草津温泉
- 大滝乃湯草津温泉
- 御座之湯草津温泉
- プール&温泉 テルメテルメ草津温泉
- 草津温泉 大東舘草津温泉
- 薬師の湯 湯元館草津温泉
- 奈良屋草津温泉
- 草津ナウリゾートホテル草津温泉
- 群龍館草津温泉
- 源泉一乃湯(たちより源泉一乃湯)草津温泉
- 鶴寿泉別府温泉
- 地蔵泉別府温泉
- 国民宿舎 箱根太陽山荘箱根温泉
- 仙石原品の木一の湯箱根温泉
- 仙石原ススキの原一の湯箱根温泉
- 桐谷箱根荘箱根温泉
- 滝の湯鳴子温泉郷
- 第一滝本館登別温泉
- 登別万世閣登別温泉
- ホテルゆもと登別登別温泉
出典
この記事は公的資料をもとに温泉街図鑑が独自にまとめたものです。医療上の判断は医師に相談してください。