泉質を知る

硫黄泉とは

硫黄泉は、硫黄の成分を一定量以上含む温泉です。独特の香りで知られ、白く濁った湯の温泉地もあります。

定義

総硫黄(硫化水素イオン・チオ硫酸イオン・硫化水素に対応するもの)を1kgあたり2mg以上含む療養泉です。

硫黄が主に遊離硫化水素の形で含まれるものは「硫化水素型」と付記して区別することがあります。

掲示される適応症(国の基準)

浴用: アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型は末梢循環障害を加える)

飲用: 耐糖能異常(糖尿病)、高コレステロール血症

ここに挙げるのは、温泉施設が掲示する適応症の国の基準(療養泉として掲示できる内容)です。個々の温泉の効能を保証するものではなく、温泉療養は症状の軽減や健康の回復・増進を目的にするもので、病気を治すことを約束するものではありません。持病のある人は医師に相談してください。

泉質別の禁忌症(浴用)

皮膚や粘膜が過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症は、浴用の禁忌症とされています(酸性泉と同じ)。肌の弱い人は、入浴後に真水で成分を洗い流す方がよいとされています。

硫黄泉の温泉地・施設

温泉地・施設の公式の案内に書かれた泉質名から選んでいます(源泉・浴槽によって泉質が違う場合があります)。

ほか 25 か所

出典

この記事は公的資料をもとに温泉街図鑑が独自にまとめたものです。医療上の判断は医師に相談してください。